独立起業という選択肢もある!
せっかく身につけたノウハウを丸ごと捨ててしまうのはもったいないと思いませんか。特に専門性の高いIT業界での経験と知識ならなおさら。IT業界を辞めたいと思ったら、完全に業界を離れる前に独立起業について考えてみるのもひとつの手です。もしかすると、嫌だったのは会社組織に属することであってITの仕事ではないことに気づくかもしれませんよ。ただし、独立したら楽になるわけではなくそれなりの苦労があることを覚悟しなければなりません。
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独立パターンを模索してみる
IT職経験者の独立にはベンチャーキャピタルから出資を受けて起業するスタートアップと、個人で事業運営をしているフリーランス、数人から数十人規模の企業を運営する中小企業オーナーの3パターン。独立企業と聞くと、メディアで見かけるような大手IT企業のカリスマ社長を思い浮かべてしまうかもしれませんが、実際にそうなるのは全体のうちのごくわずか。ほとんどの人はフリーランスとして活躍しているというのが現状です。さらに、あまり目立ってはいませんが中小企業のオーナーとして活躍している人もそれなりにいるのだとか。
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それなりの苦労は覚悟すべき
組織のやり方に従うしかない窮屈な日々ばかりを送っていると、独立後に待ち受けている自由な暮らしがまぶしく見えるものですよね。しかし、ここで気をつけたいのが独立の良い面ばかりを夢見てしまうこと。税務署に開業届を出せば誰でも簡単に独立できるとはいえ、そこから先は良いことだけではありません。悪いこともたくさんあるでしょう。ある程度の苦労を覚悟して独立をしないと、思いがけない苦難に心がついていけくなってしまうかもしれませんよ。